教える・教わる

「仕事は見て盗め!」

 

ぶっちゃけ、これが嫌いです。

(でも僕は教わるのはあまり好きではないので盗みますw)

 

例えば、先輩が試行錯誤して独学で20年で得た知識や技術を

後輩に1年で教えれば非常に効率がよくありませんか?

 

出し惜しみする気持ちも、もちろん分かりますよ?

(苦労したものを簡単に教えるのは惜しい!追い抜かれやしないか?などなど )

 

1年でその技術を習得すればその後の19年は先輩が21年目で足を踏み込んだ領域になります。

そうやって伝承していけば、さらに革新的な技術が体得出来る可能性が高まりませんか?

 

実働が40年だとすれば先輩はあと20年。

後輩は39年あります。

 

先輩のさらに上にいけそうな気がします。

 

 

まあ、そうやって人類のもろもろの技術が上がってきているのに

教えない、自分で考えろっておかしくないですかね?

 

 

 

サッカーに置き換えると、例の「ボトムアップ

大変難しい育成理論です。

 

僕の中では「技術」「戦術」はしっかり「教える」べきもので

サッカー的なそれとは別な「自分で考える力」を「ボトムアップ」にて

身につけさせるのが最善なのではないかと思います。

 

 

海外(欧州)の話をよく聞きますが、あちらの子供は最初から

「自分で考える力」が身に付いているのでここが必要ありません。

 

「教える」をしていても、しっかり自分で考えて違うと思ったら

しっかり「自分の意見」を言えるそうです。

 

だから指導者達に「ボトムアップ」という概念が無いのでしょう。

 

 

 

こう考えると、日本という土壌にサッカーをやる上でハンデがありそうです。

 

 

・試合場所まで時間を守り、子供だけで来る。

・シャツやソックス、ビブスなどを自分で洗う。

・ミーティングで質問を多くする。

などなど

 

こういった事から頭の中を整理させて、考える力をつけさせたいです。

 

 

ボトムアップ」には、いろんな疑問があったのですが

この本でかなりすっきりしました。

サッカーの新しい教科書 戦術とは問題を解決する行為である

サッカーの新しい教科書 戦術とは問題を解決する行為である

 

 

ようするに、技術・戦術をしっかり教えて

選手が合わないと思えば質問するなり、ヤメるなりすればいいんじゃん?