「8人制サッカーの戦術」を読んで

いつもお世話になっている

footballhack.jp | 美しいサッカーのセオリー

@silkyskillさんの電子書籍

8人制サッカーの戦術

8人制サッカーの戦術

 

を購入しました。

実は他の2冊も購入済みです。

 

4-4-2 ゾーンディフェンス セオリー編

4-4-2 ゾーンディフェンス セオリー編

 
4-4-2 ゾーンディフェンス トレーニング編

4-4-2 ゾーンディフェンス トレーニング編

 

 

正直プレイヤー経験はないのでちょっと難しいところもありますが
吸収出来るところはしっかりと頭にいれています。

 

僕も8人制の戦術は僕も一生懸命考えました。
チームのコーチ陣(OB)はけっこう2バックを選択していますが
3-1-3を選択しました。

理由は真ん中の1にスーパーな子供がいたからと、
センターバックに足の速い子供が2人いたこと。

 

個々のレベル・チーム力から押し込む時間が長くなるので前プレを徹底し、
蹴りっぱなしのサッカーはしないので前線とバックの距離を狭めて
圧縮した空間でサイドを厚く有効に使いながら、最後は中央で勝負する。
取られて裏に蹴られても足の速い子供で個人で対処するか、
オフサイドトラップ(?)にかけてしまう。
書籍内でも書かれていましたが、チーム力が高い場合はホントに有効です。

 

 

ディフェンスラインの練習は、ほぼ実戦でしたね。
3人ないし2人のラインをお互い確認しながらむやみに下げない。
オフサイドポジションにいる相手は無視してもいいと言い聞かせながら
高いラインを維持して、ミスと自然発生的なオフサイドトラップ
何度も経験させるうちに子供たちも憶えていきました。
3年の冬には自分たちで狙ってオフサイドトラップを仕掛けられました。

僕はハンドボールをやっていたのでディフェンスラインで隣の選手との距離感を
考えないなんて、まさに考えられないことなのですが、
子供たちは自分本位でどんどん勝手にポジションを移動していってしまいます。
これは未だに多いですね。

 


 

 

この戦術も4年生になるとなかなか難しくなってしまいました。
理由は

・公式戦のほとんどが11人制となったこと。

・コートが広くなったこと。

・中心選手が抜けたこと。(J下部へ)

・相手も裏へのロングキックの距離が伸びてきたこと。

・書籍内でも書かれていた通り、スーパーな子供なくして成り立たない。

 

 

いろいろな経験してきたことが、やはり書籍内と一致することは多く、
読んでいて「なるほどな〜、こういう理由なんだな!」
と納得しました。

 

5年になりまたも中心選手が移籍することになってしまいましたが
来年度は最終学年で千葉県の全少予選も通年のリーグ戦となり
ここにきて8人制へと戻るのでしっかり熟読して勉強し直しながら
さらに面白く強いチームを作っていきたいと思います。

 

 
 

※愚痴ですが、J下部やセレクション型チームは勝って当たり前だということをしっかり認識してほしいですね。
だいたい身体能力が高レベルであり、センスもある子供を選んでるんだからね。。
「育てる」なんて口が裂けても言わない様に!! あと型にハメてつまんない選手にしないように!!!(笑)

 

教える・教わる

「仕事は見て盗め!」

 

ぶっちゃけ、これが嫌いです。

(でも僕は教わるのはあまり好きではないので盗みますw)

 

例えば、先輩が試行錯誤して独学で20年で得た知識や技術を

後輩に1年で教えれば非常に効率がよくありませんか?

 

出し惜しみする気持ちも、もちろん分かりますよ?

(苦労したものを簡単に教えるのは惜しい!追い抜かれやしないか?などなど )

 

1年でその技術を習得すればその後の19年は先輩が21年目で足を踏み込んだ領域になります。

そうやって伝承していけば、さらに革新的な技術が体得出来る可能性が高まりませんか?

 

実働が40年だとすれば先輩はあと20年。

後輩は39年あります。

 

先輩のさらに上にいけそうな気がします。

 

 

まあ、そうやって人類のもろもろの技術が上がってきているのに

教えない、自分で考えろっておかしくないですかね?

 

 

 

サッカーに置き換えると、例の「ボトムアップ

大変難しい育成理論です。

 

僕の中では「技術」「戦術」はしっかり「教える」べきもので

サッカー的なそれとは別な「自分で考える力」を「ボトムアップ」にて

身につけさせるのが最善なのではないかと思います。

 

 

海外(欧州)の話をよく聞きますが、あちらの子供は最初から

「自分で考える力」が身に付いているのでここが必要ありません。

 

「教える」をしていても、しっかり自分で考えて違うと思ったら

しっかり「自分の意見」を言えるそうです。

 

だから指導者達に「ボトムアップ」という概念が無いのでしょう。

 

 

 

こう考えると、日本という土壌にサッカーをやる上でハンデがありそうです。

 

 

・試合場所まで時間を守り、子供だけで来る。

・シャツやソックス、ビブスなどを自分で洗う。

・ミーティングで質問を多くする。

などなど

 

こういった事から頭の中を整理させて、考える力をつけさせたいです。

 

 

ボトムアップ」には、いろんな疑問があったのですが

この本でかなりすっきりしました。

サッカーの新しい教科書 戦術とは問題を解決する行為である

サッカーの新しい教科書 戦術とは問題を解決する行為である

 

 

ようするに、技術・戦術をしっかり教えて

選手が合わないと思えば質問するなり、ヤメるなりすればいいんじゃん?

 

 

少年団の試合連絡網

今は当たり前の様にみんながケータイを持ち

メールアドレスを持っている時代です

 

 

なのでサッカーの少年団に入ると

電話番号よりもメールアドレスのが重要になります

 

 

ですが、先日電車にて練習試合に行ったとき

着替えを忘れた子供がいました

(サブのユニフォームがあったので着させましたが)

 

 

「忘れちゃダメだぞ〜」

 

 

と言ったものの、そういえば最近子供に面と向かって言った事あったかな?

と考えてしまいました

 

 

 

試合の時間や、集合時間、場所などメールで父母へ送ってはいるものの

子供には相手などおおざっぱな事しか言ってなかった・・・

 

 

 

そう思うとたかが10年程前迄はメールなんて持ってない人もたくさんいただろうし

どうやっていたのか不思議に思いました

(週末ベテランコーチに聞いてみよう)

 

 

 

これからはきっちり子供に伝えて、子供から父母へ伝わるぐらいじゃないと

ダメだな〜と思った次第です